心理学とヨガ哲学

なぜ「幸せ」を感じ どんな状況が「不幸せ」を生んでいるのか 心理学とヨガ哲学によって解明していきます。




「考えない」ことで得られるメリットとは?~集中力を高める、ヨガの応用術~

f:id:m5127:20180730102710j:plain

 


今回は

何も考えないことのメリット
という内容です

 


「感覚」のコントロール方法や
ヨガを例に出し

”考えないことが与える影響”
を紹介します

 

 

 


「集中」するために、何も考えないことが役にたつ?

 


そもそも
何も考えないことにメリットがあるのか?

と思われるかもしれませんが

 

実は
効果的な場合があります

 

 


それは
「雑音が多い時」です

 


では
雑音が多い時とは
どんな状態でしょうか?

 

 


ここで言う雑音とは

 

集中力が欠けて
思考があちこちに飛んで行ってしまっている
「心の状態」のことです

 

 

思考が散漫になることは
そのまま集中力が低下する
ということになります

 

 


つまり

「余計な思考」が多い時が
雑音の多い時です

 


そのような場面で
「何も考えない」ことは
役に立ちます

 

 


なぜなら
何も考えないことで
雑音をリセットできるからです

 

 

 

 

「集中」こそが人生を豊かにするテクニック

 


では
「思考が散漫になる」とは
どんな状態でしょうか?

 


それは
意識が「向く先」があり
そこに意識を向けている状態です

 

 

 

もう少し分かりやすく言うと
「情報」に意識を奪われている状態です

 


というのも
現代は「情報」に溢れています

 

気を抜くと
「広告」などの注意を引く情報に
意識が飛んでいきやすい時代です

 

 


この広告効果は
経済効果が高まるので

「社会の生産性」という点では
効果的なアクションです

 

 

しかし
意識が奪われるとは
労力が奪われる
ことになり

 

結局は「お金」を奪われることになります

 

 

 

ここで
「奪われる」に当てはまるのは、
本人の意思とは関係ない部分で

”強制的な「選択」を迫られている場合”
に限ります

 

 

 

つまり
他人に意識が奪われた時、
思考が散漫になりやすい
ということです

 

 

 


しかし
ここで本当に伝えたいことは、

「意識を向けるべき先」以外
に意識が飛んでいる状態では
うまくパフォーマンスを発揮できない
ということです

 

 

なぜなら
「集中」こそが
最大のパフォーマンスを発揮するからです

 

 


だからこそ
”意識が飛んでいく先の正体”
を知っておく必要があります

 

 

 

 

 

 「意識の行き先」はコントロールできる

 


意識の仕組みを
もう少し具体的に説明します

 


まず
「意識する」には
ゲシュタルト”が
構成されている必要があります

 


ゲシュタルトとは
「あ」の文字を書き続けていると
「お」などの
似た文字を間違えて書いてしまう
というやつです

 

 

この「間違えてしまう」ことを
ゲシュタルトの崩壊”と呼びます

 

 

 

 

もっと言うと
「あ」の文字に
含まれている意味・情報が
ゲシュタルトが完成している”状態です

 


つまり
文字(物事)に
「意味」を持たせることで
ゲシュタルト”が脳内で構築されます

 

 


もう少し具体的に言うと
「全体性」なども関係あるのですが
ここでは分かりやすいように
「情報=ゲシュタルトが構成されているもの」
と覚えてください

 


そして
その「完成しているゲシュタルト(情報)」
にしか
意識は向きません

 

 

ゲシュタルトが出来あがっていない物事」
を認識することはできないのです

 

 

 


例えば

「風鈴」を知らない外国人は
チリンチリンと音を出していようが
目の前に置いていようが
気づかないのです

 

 

他の例を出すと

「原始人」は
スマホが目の前に置いてあっても
気づくことができません

 

 

 


つまり
「知らないこと(もの)」は
認識できないのです

 


言い換えると
ゲシュタルトを崩壊」させることで
意識の向きをコントロールできる
ということです

 

 


もっと言うと
「情報」を遮断することで
集中力を高めることができるのです

 

 

 

 


「感じ」は確かに存在する感覚

 


では
どのようにすれば
「情報」を遮断することが出来るのか?

というと

瞑想をすることです

 

 


瞑想をすると
どのように「情報」を遮断できるのか?
というと

 


まず
五感で認識する前や
言葉になる前の
「感じ(クオリア)」に
意識を向けます

 


というのも
言葉の前には
「思考」が入ります

 

さらに
「思考」の前には
”感覚”があります

 

 

つまり
意識には
ゲシュタルトが完成する前の
”静かな次元”が存在しています

 


これを感じることで
雑音を消すことが出来ます

 

 

 

 

さらっと解説しましたが
ちょっと伝わりにくいと思います

 

 

さらに
この”静かな次元”に止まることは
少し難しいことです

 

つまり
出来ているのか?
を確認する術がありません

 

 


なので
ここは「手さぐり」で見つけてください

 


似た感覚で例えると
「言葉にできないけど、感情が高ぶっている!!」
という状態です

 

 

あれも「感覚」です

 

 

 


さらに
「嫌な感じ」や
「良い感じ」などの
”感じる”の感覚も同じものです

 


要は
”言葉になる前”の感覚
ゲシュタルトが構築される前”の感じに

 

座って、心を静めながら
止まることで
雑音を消すことが出来ます

 

 


逆に言えば
この方法で
「集中力」を高めることが出来ます

 

 

 

ヨガで言うと

 

1戒律(やらないほうがいい行動)
2歓戒(やったほうがいい行動)
3呼吸法
アーサナ
5プラティヤハーラ(感覚の制御)
6ダーラナ(集中)
7ディヤーナ(瞑想)
8サマディー(三昧/ざんまい)

 

のうちの
ダーラナ(集中)を行っている状態です

 

 


また
「瞑想」とは
「集中」を維持している状態のことなので

 

”静かな次元”に止まり続けることで
瞑想は成立します

 

 


もっと言うと
五感や言葉の前にある
「感じ(クオリア)」を掴むために
プラティヤハーラ(感覚の制御)
を行っています

 

 

 

 

まとめ


以上が
何も考えないことのメリットです

 


正確に言うと
「何も考えない」ことにはならないのですが、
「思考をしない」ことで
”感覚”を掴むことができます

 

 

要は
何も考えないことで
「瞑想状態」に近づくということです

 

 


また
雑音にまみれ
”集中できていない状態”よりは
何も考えないほうがマシ
な状況もあります

 


つまり
「何も考えない」ことも
パフォーマンスを高めるために
一役買っているのです

 

 

 


もっと言うと
「感覚モード」の時に感じたことを
「思考モード」の時に洞察する

という流れが

 

創造力を高め
本来のパフォーマンスを発揮する方法
と言えます

 

 

 

 

考えるな、感じろ

 

 

kuuuroooo.hatenablog.com


ありがとうございました。